AutoScaleMode 列挙体
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)

Public Enumeration AutoScaleMode

メンバ名 | 説明 | |
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![]() | Dpi | ディスプレイの解像度を基準としてスケールを制御します。一般的な解像度は 96 dpi と 120 dpi です。 |
Font | クラスで使用されているフォント (通常はシステムのフォント) の大きさを基準としてスケールを制御します。 | |
![]() | Inherit | クラスの親のスケーリング モードに従ってスケールを制御します。親が存在しない場合は、自動スケーリングが無効になります。 |
![]() | None | 自動スケーリングが無効です。 |

ContainerControl クラスとその派生クラス (Form など) は、現在のシステムのフォント、または 1 インチあたりのドット数 (dpi) で表されるディスプレイの解像度に応じて、その本体と内容のサイズを自動的に変更できます。AutoScaleMode 列挙体は、これらのクラスとその派生型でサポートされる自動スケーリングのモードを定義します。コントロールの現在のモードにアクセスするには、ContainerControl.AutoScaleMode プロパティを使用します。
ほとんどの業務用アプリケーションでは、Font 自動スケーリング モードを使用する必要があります。Dpi スケーリング モードは、グラフィックス ベースのアプリケーションで役立ちます。これは、.NET Compact Framework の既定のスケーリングと互換性があります。
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.NET Framework Version 1.0 および 1.1 では、常に現在のシステムのフォントに依存するより単純な機構を使用して、自動スケーリングをサポートしていました。この機構はもう使用されていませんが、互換性維持のためにサポートされています。旧式のスケーリングを使用するには、コンテナである Form の AutoScale プロパティを true に設定します。これに伴い、ContainerControl.AutoScaleMode プロパティが暗黙的に None に設定されます。反対に、フォームの ContainerControl.AutoScaleMode プロパティを設定すると、AutoScale が false に設定され、.NET Framework Version 2.0 で導入された新しいスケーリング機構を使用できるようになります。 |
Smartphone アプリケーションでこの列挙体を使用するには、Windows Mobile Version 5.0 software for Smartphones を使用する必要があります。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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