メヒティルディス・フォン・エスターライヒ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 14:58 UTC 版)
メヒティルディス・フォン・エスターライヒ Mechthildis von Österreich |
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出生 | 1891年10月11日![]() |
死去 | 1966年2月6日(74歳没)![]() |
配偶者 | オルギェルト・チャルトリスキ公爵 |
家名 | ハプスブルク=テシェン家 |
父親 | カール・シュテファン・フォン・エスターライヒ |
母親 | マリア・テレジア・フォン・エスターライヒ=トスカーナ |
メヒティルディス・フォン・エスターライヒ(Mechthildis Erzherzogin von Österreich, 1891年10月11日 - 1966年2月6日)は、オーストリア皇帝家の分家テシェン公爵家の公女。貴賤結婚により皇族の身分を失った。全名はメヒティルディス・マリア・クリスティーナ・レオーナ・テレジア・ロザーリア・ニコジア(Mechthildis Maria Christina Leona Theresia Rosaria Nikosia)。
生涯
二重帝国海軍の提督を務めるカール・シュテファン大公と、その妻でハプスブルク=トスカーナ家出身のマリア・テレジア大公女の間の第4子、三女として、ポーラで生まれた。洗礼名は父の従姉で悲劇的な事故死を遂げたマティルデ大公女に因んだものだが、マティルデ(Mathilde)の古形メヒティルディス(Mechthildis)が選ばれた[1]。姉妹と一緒に語学に特化した教育を受け、家庭教師にドイツ語(母語)、イタリア語、英語、フランス語、ポーランド語を教え込まれた。父の任地イストリア半島で育ったが、1907年より家族と一緒にガリツィアのザイブッシュに転居した。
父の政治的野心により、メヒティルディスは次姉のレナータと同様にポーランド人大貴族の子息と縁組させられることになった。メヒティルディスは1913年1月11日、ザイブッシュ城においてオルギェルト・チャルトリスキ公爵(1888年 - 1977年)と結婚した[2]。2人の結婚の2日前に、長姉エレオノーラが幼馴染みの海軍士官と結婚していた。夫のオルギェルトの属するチャルトリスキ家は君主家系でないためハプスブルク家とは身分の釣り合いが取れず、この結婚は貴賤結婚とされた。このためメヒティルディスは結婚に際して皇族の身分・称号を全て放棄した。
公爵夫妻は所領のシェレツ(Sielec)で暮らし、間に2男2女をもうけた。第2次世界大戦が始まると、一家は親交のあったブラジル皇帝家家長ペドロ・ガスタン皇子を頼ってブラジルに亡命した。

脚注
- ^ Snyder, The Red Prince, p. 38
- ^ オルギェルトはコンスタンティ・アダム・チャルトリスキ公爵の曾孫。
参考文献
- McIntosh David, The Unknown Habsburgs, Rovall Royal Books, 2000.ISBN 91-973978-0-6
- Snyder, Timothy, The Red Prince: The Secret Lives of A Habsburg Archduke . Basic Books, 2008.ISBN 9780465002375
「Archduchess Mechthildis of Austria」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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