Adhesive tapeとは? わかりやすく解説

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粘着テープ

英語 adhesive tape

テープ基材片面または両面粘着剤塗布したもの。通常片面粘着テープのことをいう場合が多い。物と物の接合結束電気絶縁、また裂け目補修や孔をふさぐために用いられるテープ基材には木綿合成繊維布、クラフト紙セロハンポリ塩化ビニールフィルム、アルミ箔などが用いられ粘着剤にはゴムまたは合成樹脂主剤とするものが用いられる一般にセロテープビニールテープクラフトテープ、ガムテームなどと呼ばれているものである

粘着テープ

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

粘着テープ

(Adhesive tape から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 08:58 UTC 版)

粘着テープ
セロハンテープとディスペンサー(Tape dispenser

粘着テープ(ねんちゃくテープ、: Adhesive tape)は、基材の片面または両面に粘着剤を塗布し、ロール状に巻いた製品の総称。仮止め、接着、空隙充填、表面保護などに使われる。

構造

基材(テープ本体の材料)としては、フィルムセロハンOPPアセテートなど)、金属箔などが使われる。日本粘着テープ工業会では、粘着テープを紙粘着テープ類、布粘着テープ類、フィルム粘着テープ類、特殊粘着テープ類(その他と思われる)の4種類に分類している。

基材に塗られる粘着剤には、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系といった種類がある。

片面テープは、基材の片面に粘着剤が塗られている。粘着剤が塗られていない面(背面)には、テープをスムーズに繰り出すためにはく離剤が塗られている製品もある。 両面テープは、基材の両面に粘着剤が塗られ、その間に両面はく離紙が挟み込まれた構造となっている。(基材を使わず、粘着剤とはく離紙のみからなる基材レス両面テープもある。)

幅はさまざまで、1mm程度から2mにまでいたる。日用品として使われるのは、セロハンテープ、両面テープ、マスキングテープなどは1~2cm、クラフト粘着テープ、布テープ、OPPテープ、養生テープなどは5cm前後のものが多い。俗に、段ボール包装用のテープを「ガムテープ」と総称することがあるが、正確ではない。本来のガムテープは水溶性のガム糊(接着剤)を使用した『接着テープ』であり、狭義の粘着テープには含まれない。

製法

製法は、フィルムをシートのまま引き出し、粘着剤を塗布し、再度巻き取る。その後、

  • 巻き取られたまま輪切りにする(コアカット)
  • 再度引き出し、裁断し、再度巻き取る(スリット加工)

のいずれかで、テープ状にする。そのほか、粘着剤を塗布した後にすぐ裁断し巻き取る製法もある。

粘着テープは巻き取られた状態で流通し保管され、使用直前に必要な長さを切り取られる。切り取りを容易にするためのディスペンサー(テープカッターTape dispenser)が使われることもある。

粘着テープの例

基材による呼称

用途による呼称

商標

その他

  • ダクトテープ - アメリカでよく売られている銀色で粘着力の強いテープ。語源不詳(「配管工事用のテープ」は語源俗解らしい)。

類似の製品

  • 粘着シート
  • テープのり
  • 自己融着テープ - 基材はブチルゴムで、接着剤は塗られていない。基材同士が重なり合うと互いが密着して一体になる(自己融着)ので、対象物に重ね巻いて使用する。
  • 非粘着テープ - 基材はビニールテープと同様のポリ塩化ビニルで、接着剤は塗られていない。粘着テープよりも重ね巻き作業の効率が良いので、配管の保護用に使われる。巻き始めと巻き終わりを粘着テープで固定する必要があるが、中間では引っ張りながら重ね巻くため、接着剤がなくても緩む心配はない。

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