AddingNewEventArgs クラス
アセンブリ: System (system.dll 内)


AddingNewEventArgs クラスは、項目がコレクションに追加されようとしていることを通知する BindingSource.AddingNew イベントのデータを提供します。このイベントによって、オプションとして、イベント ハンドラ AddingNewEventHandler 内で、NewObject プロパティをこの新しい項目に設定することで、新しいオブジェクトを提供できます。このプロパティが設定されていない場合、コレクションは通常、適切な型の既定のコンストラクタを使用して新しい項目を作成します。どちらの場合も、新しい項目がコレクションに追加されます。
コレクションが ICancelAddNew インターフェイスも実装する場合は、項目が暫定的に追加され、後続のコミットまたはロールバックを待ちます。
このイベントは、通常、データ バインディング シナリオで、System.Windows.Forms.BindingSource や System.ComponentModel.BindingList などのクラス内で使用されます。
イベント処理の詳細については、「イベントの利用」を参照してください。
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このクラスに適用される HostProtectionAttribute 属性の Resources プロパティの値は、SharedState です。HostProtectionAttribute は、デスクトップ アプリケーション (一般的には、アイコンをダブルクリック、コマンドを入力、またはブラウザに URL を入力して起動するアプリケーション) には影響しません。詳細については、HostProtectionAttribute クラスのトピックまたは「SQL Server プログラミングとホスト保護属性」を参照してください。 |

AddingNewEventArgs クラスを使用して BindingSource.AddingNew イベントを処理する方法を示すコード例を次に示します。次のコード例は、「方法 : Windows フォーム BindingSource を使用した項目の追加をカスタマイズする」で示されている例の一部です。
' This event handler provides custom item-creation behavior. Private Sub customersBindingSource_AddingNew( _ ByVal sender As Object, _ ByVal e As AddingNewEventArgs) _ Handles customersBindingSource.AddingNew e.NewObject = DemoCustomer.CreateNewCustomer() End Sub

System.EventArgs
System.ComponentModel.AddingNewEventArgs


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


AddingNewEventArgs メンバ
System.ComponentModel 名前空間
AddingNewEventHandler
BindingSource.AddingNew
ICancelAddNew
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