8 TALES OF THE ZQN
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「アイアムアヒーロー」の記事における「8 TALES OF THE ZQN」の解説
内容は各漫画家による本作をトリビュートされたアンソロジー作品。『週刊スピリッツ』(2016年12月号)より順次掲載されたものをコミックス発売された。2016年4月12日発売、ISBN 978-4-0918-7588-4 「私がZQNになっても。」 - 水沢悦子(代表作:花のズボラ飯) 時系列では本編19巻の末と重なっている。男女のカップルが、生前の習慣に従って行動するZQNの特性を利用して、ZQN化後も2人で愛し合おうと性行為に励む物語。 「Ghost of a Smile」 - 横槍メンゴ(代表作:クズの本懐) 世界がZQNパニックに陥る以前の物語。本編のヒロインの早狩比呂美、同級の紗衣、紗衣の元交際相手で現在は比呂美と交際している真司を中心に描かれている。 「ゾンビのいるところ」 - 石黒正数(代表作:それでも町は廻っている) ZQNパニックから半年後、復興の途中にいる日本を描いた物語。ZQNと化した人間の人権主張、ゾンビの歩行を利用した発電所などが描写される。 「思春期オブ ザ デッド」 - オジロマコト(代表作:富士山さんは思春期) 夏祭りの最中にZQNパニックに巻き込まれた男女の物語。死と隣り合わせの緊張状態と、ラブコメディが同居している。 「シーイズアスローウォーカー」 - 伊藤潤二(代表作:富江) ゾンビマニアのカップルにスポットを当てた物語。慎一と悠美は、ゾンビは速く動くか鈍く動くかで口論になる。怒った悠美はアパートを飛び出すが、その直後に腕を噛まれて部屋へと戻る。部屋の外にはゾンビが押し寄せており、町では無数のゾンビが人間を襲っていた。慎一はゾンビのウイルスに感染したのを危惧して悠美を拘束し、備蓄していた食料を当てに籠城する。食事の途中、悠美は力尽きて倒れる。悲しみに暮れる慎一は悠美の姿をビデオカメラに撮影し、遺体に添い寝する。翌朝慎一が目を覚ますと、悠美が今にも噛みつこうと迫っていた。慎一は飛び退いたが悠美は全く動かなかった。不思議に思った慎一がビデオカメラの映像を確認すると、悠美は一晩で10cm程度しか動かないほど、ゆっくりとした速度で動いていた。 「鬼さんこちら」 - 鳥飼茜(代表作:先生の白い嘘) 「アイアムノットアヒーロー」 - 乃木坂太郎(代表作:医龍) 高校の一クラスがZQNで溢れた学校から逃げ出すまでの物語。 「アイアムアヒーロー誕生秘話」 - 吉本浩二(代表作:ブラックジャック創作秘話)
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