8M形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 03:39 UTC 版)
「南アフリカ国鉄8M形電車」の記事における「8M形」の解説
6M形と7M形の試験結果を受け、南アフリカ国鉄は1985年に日本の総合商社である日商岩井へサイリスタチョッパ制御を用いた通勤電車を発注した。それを受け、南アフリカの企業であるドルビル(Dorbyl)(英語版)(車体、台車)と日立製作所(電気機器)によって製造された車両が8M形電車である。車体・台車と性能は6M形電車と同様であるが、編成は7M形電車と同様の4両編成(2M2T)で、制御装置を含めた電気機器はメンテナンスの省力化が図られている。 1987年から1992年にかけて96両(4両編成24本)が製造され、ケープタウンを中心とした路線で運用に就いている。2003年以降は信頼性の向上や消費エネルギーの削減、車両の延命化のため制御装置をIGBT素子を用いたVVVF制御装置へ交換する更新工事が行わることとなった。 2019年現在、本形式は2編成が稼働しており、主にケープタウン中央線(英語版)で運用され、"uSilver"という愛称で親しまれている。
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