5代目E60/E61とは? わかりやすく解説

5代目(2003年-2010年)E60/E61

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:37 UTC 版)

BMW・5シリーズ」の記事における「5代目2003年-2010年)E60/E61」の解説

E60」はセダン、「E61」はツーリングワゴン)のモデルコードである。 先代比べて車体寸法拡大したが、重量増加抑えるため、Aピラーよりも前、フロント部分アルミニウム構造とされた。当初搭載されエンジンは、直列6気筒先代モデル搭載されていたエンジンM54)の流用V型8気筒バルブトロニック装備した新型のものであり、4気筒2,000ccエンジンや、ディーゼルエンジンもあった。変速機MTのほか、全てのエンジン新し6速ATが組み合わされた。 技術面では「アクティブステアリング」と呼ばれるステアリングギア比を走行速度によって変化させる可変ギアレシオ・パワーステアリングが搭載され、これには横滑り防止機構連動して自動的にカウンターステア当てる機能備わっていた。また、「ダイナミックドライブ」と呼ばれるモータースタビライザー組み合わせによってコーナリング中に左右ロール抑え乗り心地操縦性確保する機能設定された。E6X・7シリーズ先行装備された、iドライブアイドライブ)と呼ばれる車内快適装備操作のためのコンピュータシステム搭載された。 外観デザインエッジ多用するなどして、従来BMWとは大きく異なったイメージのものであった。これには賛否分かれたものの、デザイン革新的なものにすることはBMW社内上層部による決定事項であり、オーナーであるクヴァント家もこの新しデザイン強く支持していたという。このデザインクリス・バングル率いBMW社内のデザインチームによるもので、実際に採用され作品は、イタリア人デザイナーのダヴィデ・アルカンジェリ(Davide Arcandeli )によるものだった。ただしダヴィデは、急性白血病によりこのモデル発売前に死去している。

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