4車線化の効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:08 UTC 版)
前述の通り、大手大橋は長岡市内で渋滞が慢性的に発生する場所の1つであった。新潟県長岡地域振興局が大手大橋東詰で行っている平日日中12時間の交通量調査では、1999年(平成11年)が約14,000台、2005年(平成17年)が約16,000台と年々増加し続けている。特に2007年(平成19年)4月20日にモール型ショッピングセンター「リバーサイド千秋」が開業してからは交通量が大幅に増大し、新橋梁竣工後の2009年(平成21年)7月16日の調査では23,355台にまで増加している。加えて橋梁上の両詰付近ではピーク時に100 m前後の渋滞が発生するなどしていたが、本供用開始後の10月14日に実施した調査の結果、交通量は24,536台に増加した一方、橋梁上の最大渋滞長は約60 mにまで軽減され、周辺交差点の渋滞が解消された他、長生橋・長岡大橋の両橋梁でも渋滞が緩和されるなど、市内中心部の交通円滑化に効果を現した。長岡市では4車線化の効果について「川東地域と川西地域の双方にメリットが大きい。川西の郊外店舗に集まる買い物客が(約3 km離れた)川東の既存商店街に行きやすくなるなど相乗効果が期待できるし、市内中心部の再開発事業と併せて、市域の一体的な活性化が期待できる」と展望を明らかにしている。
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