4両編成化改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 21:11 UTC 版)
1964年(昭和39年)に4両編成化工事が行われた。主な内容は、以下の通り。 クハ550形の運転台を撤去し、サハ550形に改造した上でMTTMの4両編成とした。運転台跡に座席、側窓を新設。中間車化に際しては台枠先端が切り取られたため、先頭車当時と比較して車体長が60mm短くなった。 デハ500形の前面窓をクハ550形からの流用品で窓枠無しの一枚窓化。 標識灯を当時の新造車と同じ角形のものに交換。 制御装置、主電動機を下記のものに交換、出力を増強。主制御器:東洋電機製造製ES-760A 主電動機:三菱電機製MB-389BFR(端子電圧750V時定格出力150kW) 台車軸受をローラーベアリング化し、形式をMCBからMCB-Rに変更。 デハ506の台車を川崎車輌製OK-8Cに交換。 側窓を木製からアルミ製無塗装のサッシに交換。戸袋窓は一枚窓とされたが窓枠が残った。 客用扉をステンレス製に交換したが、内側は内装にあわせ茶色に塗装された。 先頭部連結器交換の準備工事を施工。 4両編成化以降の編成は以下の通り。左が浦賀方。 Mu Tu Ts Ms 501 551 552 502 503 553 554 504 505 555 556 506 507 557 558 508 509 559 560 510
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