36-100形とは? わかりやすく解説

36-100形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 17:16 UTC 版)

三陸鉄道36-100形気動車」の記事における「36-100形」の解説

三陸鉄道開業1984年に36-101 - 36-110の10両が製造された。両運転台汚物処理装置付きトイレFRPユニット構造)を装備しワンマン運転対応の設備有している。座席セミクロスシートで車端部ロングシートとなっているが、クロスシート部分左右座席ずらした配置となっている。また、クロスシートシートピッチ1520mmのボックス席である。前面は、貫通路強調したデザインとなっており、ホロ格納した時にホロ目立たない構造となっている。車体の色は、アイボリー地に赤色で「三陸」の「三」を3本線で表しアクセントカラーを青として、白(誠実)・赤(情熱)・青(海)の配色なされている。 南リアス線所属105は、2011年平成23年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の発生時に吉浜 - 唐丹間の鍬台トンネル内に緊急停車し、津波による被害免れた警報受信して急停車なければトンネル出口側で発生した落橋によって乗務員乗客もろとも転落するところであったその後湿度が高いトンネル内での長期留置車両腐蝕懸念されたため、線路修復が行われ同年6月24日吉浜駅自力回送され、盛方の復旧まで留置されていた。この時、一切車両人的被害も出さなかったため、「奇跡の車両」と呼称される事もある。南リアス線運行再開後36-700形とともに運用されている。

※この「36-100形」の解説は、「三陸鉄道36-100形気動車」の解説の一部です。
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