2011-2012年シーズン(5歳)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 23:24 UTC 版)
「ブラックキャビア」の記事における「2011-2012年シーズン(5歳)」の解説
ブラックキャビアはこのシーズンも、わずかに気合を入れられるだけで先行早め抜け出しで完勝する、強いレース内容で連勝を重ねていく。 約5ヶ月の休み明けとなったスキラッチステークスでは4 1/4馬身差をつけて勝利。中1週で出走したシュウェップスステークスでは6馬身差で勝利し、オーストラリアの歴史的名馬ファーラップを上回る、15連勝を達成した。同じく中1週のパティナックファームクラシックを連覇し16連勝する。 約2カ月を置いての2012年初戦となったオーストラリアステークスを勝利し17連勝。中1週で出走したCFオーアステークスは初の1400m戦も危なげなく勝って18連勝を達成。連闘となったライトニングステークスでは残り200mをきっても突き放せず、ひさびさにムチを入れられて全力で追われる展開となったが、最後は振りきってこのレースを連覇。オーストラリアの主要地区での連勝記録タイとなる19連勝を達成した。その後は3連闘でフューチュリティステークス、初の海外遠征となるドバイゴールデンシャヒーンなどへの出走が検討されていたが、過密スケジュールや予定されているイギリス遠征も含めると長期遠征となることなどを理由に出走を回避。今シーズンの最大目標であるダイヤモンドジュビリーステークスへの遠征に照準を合わせるため、短期放牧でひと息入れられることになった。その後4月のロバートサングスターステークスを勝利し20連勝、5月のグッドウッドハンデキャップを勝利し21連勝を達成した。 6月23日、初の海外遠征となるイギリス・ロイヤルアスコット開催のダイヤモンドジュビリーステークスに出走。3番手から早目に抜け出し、追撃するムーンライトクラウド(Moonlight Cloud)を頭差で振り切り無傷の22連勝(マイナー地区を含めたオーストラリア最多連勝タイ記録)を達成した。 この年もワールドサラブレッドランキングにおいて高い評価を獲得した。ブラックキャビアはライトニングステークスでヘイリストに勝利したことが130ポンドに格付けされ世界ランキング3位タイとなった。
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