チームおよびマニファクチャラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 02:00 UTC 版)
「2012年のFIA GT1世界選手権」の記事における「チームおよびマニファクチャラー」の解説
新たなGTワールド・レギュレーションの一部として、前年までマニファクチャラーはその支援しなければならないプライベイターチーム数が2と規定されていたが、これが1に減少した。これによって前年まで5つだったマニファクチャラーが10以上に増加することとなった。2011年7月に実施されたスパ24時間レースでステファン・ラテルは、2012年シーズンは7つのチームとマニファクチャラーが参加し、いくつかのチームが継続参戦すると発表した。この中にはヤングドライバー AMR、ミュニッヒ・モータースポーツ、JRモータースポーツ、マルクVDS、ベルジャン・レーシングが含まれていた。しかしながら、マルクVDSとベルジャン・レーシングは後にブランパン耐久シリーズに集中するため本シリーズから撤退することとなった。また、ヤングドライバー AMRもADAC GTマスターズに転向した。JRモータースポーツとスモウ・パワーはFIA 世界耐久選手権に転向し本シリーズから撤退した。2011年シーズンのチャンピオン、エクシス・レーシングは後にマクラーレンとジョイントしてシリーズへの参戦を発表、ミュニッヒはメルセデス・ベンツを使用することとなった。 2012年シーズンの新しいエントリーは、2010年シーズンのチャンピオンチーム、Vita4One レーシングがBMWのサポートを受けてマルクVDSに代わって復帰、また同シーズンに参加していたロイター・エンジニアリングもランボルギーニのサポートを受けて復帰する。GT3ヨーロッパ選手権に参加していたチーム WRTがGT1に転向、アウディのサポートを受け参戦、かつてタイトルを獲得したこともあるAFコルセもフェラーリのサポートを受けて復帰する。グリッド数は後に18台に拡大され、エグジム・バンク・チーム・チャイナはベルギーのポルシェ使用チーム、ミュールナー・モータースポーツの支援を受けて継続参加することとなり、またヴァルモン・レーシングチーム・ロシアはアストンマーティンのサポートを、スペインのツーリングカーチーム、サンレッド・エンジニアリングはフォードのサポートを受けて参加することとなった。前年度参加していた日産とシボレーは2012年シーズンからは撤退することとなった。
※この「チームおよびマニファクチャラー」の解説は、「2012年のFIA GT1世界選手権」の解説の一部です。
「チームおよびマニファクチャラー」を含む「2012年のFIA GT1世界選手権」の記事については、「2012年のFIA GT1世界選手権」の概要を参照ください。
- チームおよびマニファクチャラーのページへのリンク