2011-2012年における会員情報露出の拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 00:18 UTC 版)
「Facebookへの批判」の記事における「2011-2012年における会員情報露出の拡大」の解説
電子フロンティア財団は、個人情報アグリゲーションテクニック「コネクション」 と「インスタント・パーソナライゼーション」が、利用者が公開したくない個人情報に、誰でもアクセスできる手段を提供しているとした。 利用者が「いいね」ボタンをクリックするほとんどの物に対して「コネクション」が作成され、Facebookは、その関係を公開情報として扱う。Facebook上のあるページを「いいね」すると「コネクション」が公開される。利用者がFacebookや無関係なウェブサイトの映画やレストランを「いいね」し(かつ、そのサイトがFacebookのオープングラフ システムを利用している場合)、そのことでFacebookの該当ページや提携ウェブサイトの公開コネクションを作成する。 『オプトアウトしていない利用者については、「インスタント・パーソナライゼーション」は「インスタントデータ漏洩」である。イェルプ やパンドラ やマイクロソフト・ドックス など、そのパイロットプログラムに参加しているサイトを訪問すると、サイトは利用者の氏名、写真、性別、現住所、友達リスト、「いいね」を押した全てのページ--すなわち、Facebookが公開している全ての情報--を取得することができる。利用者がインスタント・パーソナライゼーションをオプトアウトしたとしても、友人がインスタント・パーソナライゼーションウェブサイトを利用したなら、まだデータ漏洩が起こる。利用者が個別のアプリケーションをブロックしない限りは、友人の活動は利用者の情報を無料で配布する可能性がある』という指摘がある。
※この「2011-2012年における会員情報露出の拡大」の解説は、「Facebookへの批判」の解説の一部です。
「2011-2012年における会員情報露出の拡大」を含む「Facebookへの批判」の記事については、「Facebookへの批判」の概要を参照ください。
- 2011-2012年における会員情報露出の拡大のページへのリンク