2000年代・2010年代 - 第2次アイドル大衆化
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「ジャニーズ事務所」の記事における「2000年代・2010年代 - 第2次アイドル大衆化」の解説
2000年にジャニーズ代表的番組『ザ少年倶楽部』が放送開始され、2000年代は従来の「イケメンアイドル」的なジャニーズグループのデビューが顕著となり80年代以来の第2次アイドル大衆化となったが、1990年代後半にジャニーズJr.の中心であった滝沢秀明がメンバーの2002年デビューの二人組グループ タッキー&翼、2003年デビューの関東関西混合グループ NEWS、2004年デビューのお笑いが得意な関西グループ関ジャニ∞、2006年にはワイルド路線であるKAT-TUN。2007年デビューのメンバー全員が平成生まれのHey! Say! JUMPなど個性も併せ持つグループが特徴的となった。ジャニーズJr.からは2002年にグループ Ya-Ya-yahが結成され、史上初めてジャニーズJr.としてのCDデビューを果たし、5年間続いた冠番組『Ya-Ya-yah』が放送されるなどジャニーズJr.始まって以来の破格の存在となった。Four Tops・K.K.Kity・J.J.ExpressなどジャニーズJr.内のグループも多く結成されるようになっていった。 2010年代も2000年代の流れを継ぎ、デビューまで下積み期間が長かったKis-My-Ft2とA.B.C-Zがそれぞれ2011年・2012年にデビューし、2010年にNYC、2011年にSexy Zone、2014年にジャニーズWEST、2018年にKing & Princeがデビューし「かっこいいイケメン」や「美形・キラキラ」といった従来のジャニーズアイドル的グループが顕著となった。 2000・2010年代には問題も多く発生し、2000年代初頭にはジャニー喜多川に関する問題が報道され、2010年代にはSMAP解散騒動や圧力問題(後述)などが発生し、2001年に稲垣吾郎、2009年に草彅剛、2011・2018年に山口達也の法的不祥事が発生した。2018年には岩橋玄樹と松島聡がパニック障害の治療により活動休止した。またメンバーの脱退も目立ち、2003年デビュー時に9人組だったNEWSはメンバーが次々と脱退したことにより、2020年時に残ったメンバーは3名になっていた。2006年デビュー時に6人組だったKAT-TUNは10年後の2016年時には3名となっていた。 2019年に創設者 ジャニー喜多川が死去し、滝沢秀明が2019年にジャニーズ事務所傘下に新たに興された関連会社・ジャニーズアイランド社長に就任し、2019/9/27付でジャニーズ事務所の新役員人事にて同社副社長に就任することが発表された。
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