1999年 - 2001年 第三次ブーム
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「パラパラ」の記事における「1999年 - 2001年 第三次ブーム」の解説
SMAPの木村拓哉が番組『SMAP×SMAP』の1コーナーで「バッキー木村」なるキャラに扮し、アーティスト"NIKO"の楽曲「NIGHT OF FIRE」にのってディズニーのキャラクターとともにパラパラダンスを披露したことが、第三次パラパラブームの始まりとも言われている[要出典]。1998年末、SMAPがバックダンサーにパラパラダンサーを起用し、テレビ番組で露出が増えた。これをきっかけに、1999年に学生を中心に、衰退しかかっていたブームに火がついた。しかしこれはSMAP効果だけでなく、二次ブームのパラパラ熟練者達や学生イベントサークルが一世代下のギャル達に伝承する形で人気を集め、新しいタイプのクラブ(ディスコ)の台頭やイベントサークルブームが追い風となり、新世代ギャル達を中心に大ブームが起きたとも言われている。 1999年から2001年にかけて神楽坂「Twin Star」と渋谷「9 LOVEJ」、六本木「velfarre」および芝浦「VENUS TOKYO」などの大型ディスコを中心に第三次ユーロブーム、いわゆるパラパラブームが巻き起こった。「Twin Star」は第三次ブーム時代にはパラパラの総本山とも言われた。流行時には振り付け講習会が開かれ、規定のレベルをクリアすると「マスターカード」と呼ばれる認定証が発行された。また教則ビデオも発売されていた。最盛期には平日にもかかわらず1,000人を越える集客を記録した。これは平日のディスコ営業では異例である。 当時子役俳優からの脱却を図る中でバラエティタレントとしての露出が増えていたえなりかずきは、持ちネタの中でパラパラを踊っていた(曲はMAXの「銀河の誓い」)。 テレビアニメ『名探偵コナン』では2000年夏から2001年春頃まで、オープニングに愛内里菜の「恋はスリル、ショック、サスペンス」に合わせて主人公の江戸川コナンがパラパラを踊るアニメーションが使用された。 NHKの『みんなのうた』でも、2001年にアキストゼニコ!の「アキストゼネコ」に合わせてCGキャラクターのギャル2人がパラパラを踊るアニメーションが使用され、話題になった。
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