16のワルツとは? わかりやすく解説

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ブラームス:16のワルツ

英語表記/番号出版情報
ブラームス:16のワルツ16 Walzer Op.39作曲年1865年  出版年1866年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1番 No Data No Image
2 第2番 No Data No Image
3 第3番 No Data No Image
4 第4番 No Data No Image
5 第5番 No Data No Image
6 第6番 No Data No Image
7 第7番 No Data No Image
8 第8番 No Data No Image
9 第9番 No Data No Image
10 10番 No Data No Image
11 第11番 No Data No Image
12 12番 No Data No Image
13 13番 No Data No Image
14 第14番 No Data No Image
15 15番 No Data No Image
16 第16番 No Data No Image

作品解説

2007年7月 執筆者: 和田 真由子

 故郷ハンブルク評価されず、失望したブラームスは、1862年ウィーンにうつり住むことになった。全16からなるこのワルツ集作品39は、ウィーン生活3年目にあたる、1865年1月作曲された。ブラームスはこれらのワルツをはじめはピアノ連弾用として作曲したまた、ほぼ並行してピアノ独奏用に編曲し、さらに演奏技巧的にやさしい子ども用のものまで書いているし、のちに二台のピアノ用の編曲行った
 独奏用のものは、音楽評論家ハンスリック献呈した。ハンスリックはこのワルツ集うけとり、「真面目で無口なブラームス、あのシューマン弟子で、北ドイツのプレテスタントで、シューマンのように非世俗的な男がワルツ書いた。」と語り驚き示した
 当時ウィーンでは、ヨハン・シュトラウスが「ワルツ王」 と呼ばれ全盛きわめており、ワルツは、シュトラウス一家繁栄で、完全に娯楽的な、踊るための音楽考えられていた。そこで、絶対音楽推進者とされていたブラームスが、家庭的気楽なワルツ作曲したのである
 シュトラウスワルツ比べると、ブラームスワルツ規模小さな小品であり、性格的にも、素で、ワルツ前身であるレントラーに近い味わいをもっているといえるだろう。ブラームスはこのワルツ作曲きっかけに、四重奏を伴う「愛の歌」「新・愛の歌」、ワルツリズムをもつ子守歌などを多くワルツ作曲した


ブラームス:16のワルツ

英語表記/番号出版情報
ブラームス:16のワルツ16 Walzer Op.39作曲年1865年  出版年1867年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1番 ロ長調 H dur0分50 No Image
2 第2番 ホ長調 E dur1分30秒 No Image
3 第3番 嬰ト短調 gis moll1分00 No Image
4 第4番 ホ短調 e moll1分20 No Image
5 第5番 ホ長調 E dur1分40 No Image
6 第6番 嬰ハ長調 Cis dur1分00 No Image
7 第7番 嬰ハ短調 cis moll2分30秒 No Image
8 第8番 変ロ長調 B dur1分40 No Image
9 第9番 ニ短調 d moll1分30秒 No Image
10 10番 ト長調 G dur0分30秒 No Image
11 第11番 ロ短調 h moll1分30秒 No Image
12 12番 ホ長調 E dur2分30秒 No Image
13 13番 ロ長調 Hdur0分40 No Image
14 第14番 変ト短調 ges moll1分30秒 No Image
15 15番 変イ長調 As dur1分40 No Image
16 第16番 嬰ハ短調 cis moll1分30秒 No Image

ワルツ集 (ブラームス)

(16のワルツ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 05:39 UTC 版)

4手のためのワルツ集(または16のワルツ)》作品39は、ヨハネス・ブラームスによるピアノのための連弾曲集。1865年に出版され、畏友エドゥアルト・ハンスリックに献呈された。




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