139W / 166
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 08:49 UTC 版)
「B-10 (航空機)」の記事における「139W / 166」の解説
輸出用の機体。計100機製造。(モデル166を含む182、以下を参照)。 139WA アルゼンチンでのマーティンによる説明見本機。後にアルゼンチン海軍に売却。 139WAA アルゼンチン陸軍向けの輸出型。22機が製造され、1938年4月に納入された。 139WAN アルゼンチン海軍向けの輸出型。12機が製造され、1937年11月に納入された。 139WCおよびWC-2 中国向けの輸出型。1937年2月に6機、8月に3機が納入された。 139WH オランダ向けの輸出型。オランダ領東インドで使用された。ブロックシリーズWH(-1)(13機製造、1937年2月納品)およびWH-2(26機製造、1938年3月納品)に分けられる。 139WR ソビエト連邦向けの説明見本機。1機のみ製造。 139WSMおよびWSM-2 シャム向けの輸出型。1937年3月と4月にそれぞれ3つずつが納入された。 139WSP スペインのCASAによって製造されるライセンス機へ与えられる予定だった名称。アメリカ国務省によって生産の許可が下りず、製造されることはなかった。 139WT トルコ向けの輸出型。20機製造。1937年9月に納入。 166 オランダ向けの輸出型で、シリーズの最終生産型。オランダ領東インドで使用された。139WH-3、139WH-3Aとも称される。翼や機首が再設計されたほか、それまでの生産型では操縦席と背部銃座で分かれていたキャノピー(天蓋)は一体化され、長い一続きの「温室タイプ」になった。エンジン・胴体間に爆弾架が設けられたが、これを使用すると爆弾搭載量は2倍となるが、航続距離は半減した。エンジンも変更され、WH-3(40機製造、1938年9月に納入)は900馬力(671 kW)を発揮する2基のR-1820-G5、WH-3A(42機製造、1940年3月に納入)は1,000 馬力(671 kW)を発揮する2基のR-1820-G-105Aを搭載した。82機製造で、オランダ向けの製造機は合計で121機となった。
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