13人のユールラッズの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 05:13 UTC 版)
「ユールラッズ」の記事における「13人のユールラッズの特徴」の解説
13人ユールラッズは12月12日から、毎日一人ずつ民家に現れる。それぞれに特徴があり、いずれも優しいサンタクロースのイメージとは異なり悪さをしていくものばかりである。 Stekkjarstaur(ステキャルストゥイル) 1日目(12月12日)にやってくる。農家の羊小屋に侵入し、羊のミルクを飲もうとする。足が悪い。 Giljagaur(ギリヤゴイル) 2日目(12月13日)にやってくる。牛小屋に侵入し、バケツの中のミルクを飲む。 Stúfur(ストゥーフル) 3日目(12月14日)にやってくる。背が小さい。フライパンにくっついている料理の残りを食べるために、フライパンを盗む。 Þvörusleikir(スヴォルスレイキル) 4日目(12月15日)にやってくる。痩せていて細長い。お玉をなめる。 Pottaskefill(ポッタスケフィル) 5日目(12月16日)にやってくる。ドアを叩き子供達がやってくるのを待ち、子供達がやってくると、急いで鍋のあるところまで来て、鍋の残りを食べる。 Askasleikir(アスカスレイキル) 6日目(12月17日)にやってくる。ベッドの下に隠れ、誰かがボウルを床の上に置くのを待っている。ボウルが置かれると、それをつかんできれいになめる。 Hurðaskellir(フルザスケリル) 7日目(12月18日)にやってくる。ドアをバタンと音を立てて閉じる悪戯をして喜ぶ。 Skyrgámur(スキールガオムル) 8日目(12月19日)にやってくる。アイスランドのヨーグルトのような食べ物skyrが大好きで、食料庫に忍び込んではskyrをたくさん食べていく。 Bjúgnakrækir(ビューグナクライキル) 9日目(12月20日)にやってくる。屋根の梁に登って、そこから食べ物を盗る。ソーセージを好み、チャンスがあればソーセージを盗む。 Gluggagægir(グルッガガイギル) 10日目(12月21日)にやってくる。窓から覗き見をする。いいものがあれば後で手に入れようと考える。 Gáttaþefur(ガオタセフル) 11日目(12月22日)にやってくる。とても大きく、敏感な鼻を持つ。クリスマス用に焼かれたリーフブレット(Laufabrauð)の匂いに気づいて、山や谷を越え風のように走ってやってくる。 Ketkrókur(ケトロウクル) 12日目(12月23日)にやってくる。フックを使って、肉を盗む。 Kertasníkir(ケルタスニーキル) 13日目(12月24日)にやってくる。子供たちに付いて行って、ろうそくを盗む。
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