1050形(更新前)時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 16:26 UTC 版)
「広島電鉄1050形電車」の記事における「1050形(更新前)時代」の解説
第二次世界大戦後、宮島線の輸送力が切迫。1947年(昭和22年)に、運輸省の斡旋により、京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄・京阪電鉄が統合した会社)京阪線(現在の京阪電気鉄道京阪本線およびその支線)の木造車両を4両購入した。元々、100型およびその改造車である200型である(戦時中に京阪は阪急に統合されており、再独立したのは1949年)。譲渡された時は元車が異なるために、1051・1052と1053・1054では、制御機器が異なっていた。
※この「1050形(更新前)時代」の解説は、「広島電鉄1050形電車」の解説の一部です。
「1050形(更新前)時代」を含む「広島電鉄1050形電車」の記事については、「広島電鉄1050形電車」の概要を参照ください。
1050形(更新後)時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 16:26 UTC 版)
「広島電鉄1050形電車」の記事における「1050形(更新後)時代」の解説
1953年(昭和28年)に、ナニワ工機で、前中扉・前面非貫通大型2枚窓の全金属製車体を新造し載せ替えた。その後に製造された1060形との車体の違いは、1050形は前面窓上部に通風器が2カ所設けられている、車体幅が1060形より狭いためにドア部にステップを設けているなど。 新製以来、単行で活躍していたが、1979年(昭和54年)に1053と1054を連結車に改造。同時に、連結した側の運転台を撤去して片運転台化。制御器の改造、台車をブリル27E-1からボールドウィン78-25AAに交換、通風器の撤去、前面窓左側上部に大型方向幕の設置、前照灯のシールドビーム2灯(いわゆる豚鼻ライト)化を行った。 1980年(昭和55年)10月に、1051と1052が未改造のまま一旦廃車になった。
※この「1050形(更新後)時代」の解説は、「広島電鉄1050形電車」の解説の一部です。
「1050形(更新後)時代」を含む「広島電鉄1050形電車」の記事については、「広島電鉄1050形電車」の概要を参照ください。
- 1050形時代のページへのリンク