1000BASE-CX
1000BASE-CXとは、IEEE 802.3zで標準化されたGigabit Ethernetの規格である。
1000BASE-CXはEthernetを転送速度1Gbps(1000Mbps)に高速化したGigabit Ethernetの一種である。データ転送時の最長保証距離は25メートル比較的短く、ラック内でサーバー同士を接続するような用途に適しているとされる。
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1000BASE-CX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 17:18 UTC 版)
「ギガビット・イーサネット」の記事における「1000BASE-CX」の解説
1998年にIEEE 802.3zとして標準化。伝送路として平衡接続した銅線2対4線の両端をシールド付きコネクタで150Ω終端したケーブルを用いる。これは同軸ケーブルやSTPケーブルとは異なり、コネクタにはD-sub 9ピンコネクタ(IEC 60807-3)またはRJ-45とピン配置が異なるHSSDCコネクタ(英語版) (IEC 61076-3-103)を使う。最長25mの接続が可能。 銅線上に8b/10bシンボルを1.25 GBaudの回線速度で伝送するため、電気的性能として1000BASE-SX/LXでの接続と同等の水準が要求され、接続時には両端でシールド接地が必要となる。 接続長が非常に短かったためあまり普及しなかったものの、一部銀行の勘定系システムに用いられた[要検証 – ノート]。
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