1階建て電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 05:00 UTC 版)
「サウスショアー線の日本車輌製造製電車」の記事における「1階建て電車」の解説
2000年代、サウスショアー線では急増する利用客に架線や信号システムなど施設の更新だけでは対応が難しくなり、輸送力増強が緊急の課題となっていた。そこで2007年、NICTDは米国住友商事と日本車輌製造に対して14両(2両編成7本)の2階建て電車の発注を行った。導入に際しては従来の車両と同様に連邦政府およびインディアナ州政府の資金が充当され、最終組み立てはウィスコンシン州ミルウォーキーのスーパースティール(Super Steel)の工場で実施された。 日本車輌が手掛ける2階建て客車のギャラリーカーを基にメトラの電化路線(メトラ電車線(英語版))向けに開発されたハイライナー(ハイライナーII)と同型の2両編成の電車だが、道路上や低床式プラットホームからの乗降に対応するため、連結面側にステップ付きの扉が増設されている。着席定員は1両あたり140人である。 サウスショアー線が開業100年を迎えた2008年11月6日に完成記念式典がスーパースティールの工場内で実施され、同月から翌2009年2月まで発注分の14両(301 - 314)が納入されている。 ミレニアム駅の地下ホームに停車する2階建て電車 低床式プラットホームがある駅に停車する2階建て電車
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