祭り晴【マツリバレ】(食用作物)
登録番号 | 第4416号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 祭り晴 よみ:マツリバレ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 愛知県 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 朱宮昭男 伊藤俊雄 工藤悟 藤井潔 加藤恭宏 遠山孝通 坂紀邦 釋一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「愛知56号A」(後の「月の光」)に「ミネアサヒ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(愛知県愛知郡長久手町)における成熟期は中生の晩,短稈で,穂いもち圃場抵抗性が強い良食味の水稲,粳種である。 草型は偏穂重型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長,穂数は中,粒着密度はやや密,穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形及び大小は中,精玄米千粒重はやや小,玄米の見かけの品質は上の下,光沢は良,腹白の多少は極少,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は中生の晩,穂発芽性及び脱粒性は難,耐倒伏性は強,収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i ,穂いもち圃場抵抗性は強,葉いもち圃場抵抗性は中,白葉枯病圃場抵抗性は弱である。 「月の光」と比較して,穂発芽性が難であること,白葉枯病圃場抵抗性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,愛知県農業総合試験場(愛知郡長久手町)において,昭和59年に「愛知56号A」(後の「月の光」)に「ミネアサヒ」を交配し,初期世代で集団養成,61年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成元年に生産力検定試験及び特性検定試験,2年以降「愛知92号」の系統名で地域適応性を検討し,その特性を確認して育成を完了した。5年は雑種第11代である。 |
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