銘柄と酒米
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 14:47 UTC 版)
下記主要銘柄のほか、季節限定のブレンド酒「秋蔵舞」などを手がける。季節限定では、カカオ豆や、栃木県産の苺とちおとめを「祝」で醸した純米酒に漬け込んだリキュールを製造したり、10年寝かせた29度の超高度数の「丹後ガラシャの里」など、遊び心豊かな商品も生み出している。 弥栄鶴創業当初からのレギュラー酒。地元地域のみで限定販売されている。地元発祥の酒造好適米「祝」を麹米に、推奨品種の「祭り晴」を掛け米に用いる。精米歩合65パーセント。酵母には協会701号を使用する。 亀の尾蔵舞純米吟醸。地元・丹後地方の契約農家が生産した、無農薬・減農薬の亀の尾を使用する。精米歩合60パーセント。生酒、ひやおろし、超亀の尾蔵舞などのバリエーションがある。 旭蔵舞純米吟醸。2003年(平成15年)から醸造。精米歩合60パーセント。滋賀県草津市の契約農家が栽培した、無農薬の旭を使用する。 祝蔵舞純米酒。精米歩合73パーセント。地元の契約農家が栽培する「祝」を用いる。 錦蔵舞純米大吟醸。精米歩合50パーセント。京都府内の契約農家が栽培した山田錦を使用する。 祭蔵舞山廃純米吟醸。精米歩合60パーセント。合鴨農法で栽培した祭り晴で試行錯誤の末、2000年(平成12年)に数十年ぶりに山廃仕込みを復活させた。その後、2008年(平成20年)になって「祭蔵舞」が誕生した。 笑顔百楽純米大吟醸。精米歩合50パーセント。NPO法人こころの森の会員有志の協力により製造された「羅漢酒」を、会員以外にも広く提供するべく、改名、通年商品化されたものである。「祝」を麹米に、「祭り晴」を掛け米に使用する。ロゴデザインは京丹後市在住の木版画家 幻一(まぼろし はじめ)。
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