みえのゆめ【ミエノユメ】(食用作物)
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登録番号 | 第12056号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | みえのゆめ よみ:ミエノユメ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 三重県 | |
品種登録者の住所 | 三重県津市広明町13番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山川智大、村上高敏、宮本啓一、橋爪不二夫、橘尚明、立松伸夫、服部英樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「愛知92号(後の「祭り晴」)」に「越南148号」を交配し、葯培養で得られた個体から選抜育成された固定品種であり、育成地(三重県一志郡嬉野町)における成熟期は中生の中、耐倒伏性が強の水稲、粳種である。草型は偏穂重型、稈長はやや短、稈の細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長、穂数及び粒着密度は中である。穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中、大小はやや大、精玄米千粒重は中、見かけの品質は中の上、光沢は良、腹白の多少は少、胴割の多少は極少である。出穂期及び成熟期は中生の中、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-ta2、白葉枯病ほ場抵抗性は弱である。「ヤマヒカリ」と比較して、穂長が長いこと、穂発芽性が難であること等で、「コシヒカリ」と比較して、成熟期が晩いこと、耐倒伏性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-ta2であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に三重県科学技術振興センター(一志郡嬉野町)において、「愛知92号(後の「祭り晴」)」に「越南148号」を交配し、5年に雑種第1代で葯培養した再生個体の中から染色体の自然倍加個体を選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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