白饅頭【シロマンジュウ】(草花類)
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登録番号 | 第11931号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | うちょうらん | |
登録品種の名称及びその読み | 白饅頭 よみ:シロマンジュウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山本裕之 | |
品種登録者の住所 | 千葉県四街道市栗山269番地11号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本裕之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有のアワチドリの育成系統内で交配して育成されたものであり、花は黄白の単色で、唇弁側裂片が楕円形、唇弁中裂片が広扇形の極大型種である。茎の傾きは弱、草丈は極大である。茎の長さは長、色は緑である。葉の形は広線形、長さはやや長、幅はやや広、表面の緑色は中、数は多である。着花の型はⅣ、花数は極多、着花の密度は中、花序の長さはかなり長である。花形は正常咲、開き方は抱え咲、横径及び縦径は小、側がく片正面の形は卵形、開度は水平、長さはやや短、幅は中、内側の色は黄白(JHS カラーチャート2502)、かぶとの形はⅢ、向きは水平、花弁の外側の色は黄白(同2502)である。唇弁の向きは斜前、長さはやや短、幅はやや狭、唇弁側裂片正面の形は楕円形、中裂片との重なり程度は少、長さ及び幅は中、花色の発現様式は単色、最も濃い花色は黄白(同2502)である。唇弁中裂片の正面の形は広扇形、先端の形は凹、中央部分及び周縁部分の平面性は内曲、周縁部分の波打ち及び切れ込みは無、唇弁中裂片の長さはやや短、幅は中、内側の花色の発現様式は単色、最も濃い花色は黄白(同2502)である。花の香りは無、開花期は晩である。「白宝」と比較して、花数が多いこと、花の開き方が抱え咲であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の温室(千葉県千葉市)において、育成者所有のアワチドリの育成系統内で交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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