[巌楹院(ミナック)]
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『灼眼のシャナX Eternal song ‐遙かなる歌‐』に登場。16世紀初頭の北フランスで大きな勢力を有していた、“盤曲の台”ゴグマゴーグを首領とする組織。“徒”達の代理戦争協定『君主の遊戯』の遊戯者の組織の中でも大物であった。『大戦』の直前、ベルペオルの要請により他の遊戯者たちと連携してフレイムヘイズ兵団への一大包囲網を張ろうとしていた所、それを未然に阻止するために襲撃してきたマティルダ・サントメールとヴィルヘルミナ・カルメルの2人によって壊滅させられた。 “盤曲の台(ばんきょくのだい)”ゴグマゴーグ[Gogmagog] 男性の“紅世の王”。炎の色は憲房色。[巌楹院(ミナック)]の首領。 一見すると舞台の上で踊っている等身大の女性型人形の姿をしているが、実はその人形と人形の踊る舞台が丸ごと本体であり、戦闘時には舞台に偽装していた巨大なロボットが迫り上がり、動き出す。女性型人形か巨大ロボットのどちらかにダメージを受けるともう一方もダメージを負う。功を挙げるためには己の部下も城も容赦なく切り捨てる。幻覚を生み出し、幻覚による攻撃の中に実体のある機械人形での攻撃や女性型人形からの炎弾を織り交ぜることで敵を惑わし、巨大ロボットの拳で叩き潰すという戦法を取る。 中世の『大戦』の直前、[厳楹院]の本拠地にて、ベルペオルの計画したフレイムヘイズ兵団包囲網への加勢の要請をストラスから持ちかけられ、了承した直後にマティルダとヴィルヘルミナの襲撃を受け、乗り込んできたマティルダとの一騎討ちに臨む。自身も深手を負わされながらもマティルダを追い詰め、とどめを刺す寸前、助けに来たヴィルヘルミナに動きを止められ、その隙にマティルダの攻撃を受けて討滅された。 イギリスの伝説にゴグマゴグという似た名前の巨人が存在する。
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