魚津神社とは? わかりやすく解説

魚津神社

読み方:ウオズジンジャ(uozujinja)

教団 神社本庁

所在 富山県魚津市

祭神 天照皇太神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

魚津神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 21:18 UTC 版)

魚津神社
所在地 富山県魚津市中央通り1丁目3番28号[1]
位置 北緯36度49分05.6秒 東経137度23分51.5秒 / 北緯36.818222度 東経137.397639度 / 36.818222; 137.397639座標: 北緯36度49分05.6秒 東経137度23分51.5秒 / 北緯36.818222度 東経137.397639度 / 36.818222; 137.397639
主祭神 祭神一覧を参照。
創建 不詳
例祭 6月4日
主な神事 魚津神社祭礼(6月4日 - 6月6日
愛宕社の火祭り(1月26日
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魚津神社(富山県魚津市)の社紋。

魚津神社うおづじんじゃ)は、富山県魚津市にある神社である。


祭神

勧請…神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。)

由緒

元々は神明社という名前の神社だったが、1956年昭和31年)に魚津大火が発生し、その復興事業として火災地域にあった5つの神社を統合し、魚津神社となった。1965年(昭和40年)6月1日に新社殿を再建し[2][1][3]1965年(昭和40年)9月25日魚津市立大町小学校敷地内にあった愛宕神社(昔は魚津城の守護神として有名だった)の御神体を遷座し、1967年(昭和42年)に神社を本殿の北隣に移した[4]

その後、1968年(昭和43年)9月17日富山縣護國神社に次ぐ県内2番目の規模(当時)の大鳥居(高さ8.5m、幅11m、柱の下の直径60cm)が富山県米穀株式会社社長からの寄付により竣工した[5]。さらに1970年(昭和45年)7月30日には境内に相撲場(檜柱の神明造の屋根(茶褐色のトタン葺)を備えた、柱と柱の間5.5m、天井まで4.5m)が竣工し[6]2023年令和5年)現在に至る。

社殿・境内

統合した神社

愛宕社

年中行事

  • 1月26日 - 愛宕社の火祭り
  • 6月4 - 6日 - 魚津神社(神明社)祭礼
    • 地元では「しんめはんの祭り」と呼ばれる富山県東部で最も露店が出る祭りで、魚津神社をメインに、中央通り、魚津中央線に最も露店が集中する。
    • 江戸時代から大正時代まで子供歌舞伎曳山(山車)が出ていたが、創設年度はよくわかっていないほか、江戸時代に何基あったのかも、火事による焼失などにより増減するためよくわかっていない。明治時代には神明町、真成寺町、金屋町、新町、大町、餌指町、下町などの町が曳山を所有していた。また、日露戦争勝利記念の年には11基の曳山が曳かれ賑わったという。

しかし大正時代に入ると、道路に電線が引かれるようになったこと、曳山保存に手間とお金が掛かることなどにより徐々に曳かれなくなっていった。曳山は、屋台造りで前部に舞台があり、浄瑠璃に合わせて子供たちが歌舞伎を演じる子供歌舞伎曳山で、魚津の伝統工芸である魚津漆器の塗りを用いるなど、技術の粋を集めたものである。

2025年令和7年)現在は、魚津歴史民俗博物館にて勾欄などが展示されている。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 『富山県神社誌』(1983年昭和58年)11月10日、富山県神社庁発行)346ページ。
  2. ^ 北日本新聞』 - 1965年(昭和40年)5月21日付 朝刊12面(富山新川版)『来月1日から遷座祭 魚津神社が完成』より。
  3. ^ 『富山県神社誌』 - (1983年(昭和58年)11月10日、富山県神社庁発行)346頁。
  4. ^ 『明理 120周年を迎えて』(1993年平成5年)11月13日、魚津市立大町小学校編集・発行)47頁。
  5. ^ 富山新聞』 - 1968年(昭和43年)9月18日付 朝刊10面『魚津神社に大鳥居』より。
  6. ^ 『北日本新聞』 - 1970年(昭和45年)8月1日付 朝刊(富山新川版)12面『魚津相撲場が完成』より。
  7. ^ 『北日本新聞』 - 1963年(昭和38年)9月20日付 朝刊7面『二千三百万円で新築 7年ぶりに解決の魚津神社』より。

参考文献

 関連項目 





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