高山寺旧蔵の文化財とは? わかりやすく解説

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高山寺旧蔵の文化財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:38 UTC 版)

高山寺」の記事における「高山寺旧蔵の文化財」の解説

木心乾漆日光菩薩・月光菩薩像 - 奈良時代作。高山寺所蔵薬師如来坐像重要文化財)の両脇侍像だったもの。明治時代に寺を離れ東京美術学校東京芸術大学前身一つ)の所蔵となった日光菩薩像は1892年東京美術学校から当時帝国博物館移管され、現在は東京国立博物館となっている。破損甚大な月光菩薩像は博物館には移管されず、現在は東京芸術大学となっている。 辨非集 - かつて高山寺伝来し1936年重要美術品認定され中国の仏教書である「辨非集」(べんひしゅう、宋時代刊本)が2013年7月中国浙江省開かれたオークション出品され、約8千万円で落札された。なお、「辨非集」は1936年重要美術品認定時にはすでに個人所蔵品となっていたものであり、近年高山寺から流出したものではない。「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」は1950年文化財保護法施行に伴い廃止されているが、過去認定され重要美術品認定効力持続しており(文化財保護法付則第4条)、重要美術品輸出には文部科学大臣許可が必要となっている。 紙本墨書南番文字 - 支院方便智院旧蔵重要文化財美術品)。13世紀南宋書かれペルシア語文書日本人僧の慶政が渡宋中、泉州出会った異国人書いてもらったもので、慶政仏教経文書かれたものと誤解して日本持ち帰り明恵贈った明治初期流出し個人となっている。1909年羽田亨が、実際ペルシア語詩句であることを明らかにした。

※この「高山寺旧蔵の文化財」の解説は、「高山寺」の解説の一部です。
「高山寺旧蔵の文化財」を含む「高山寺」の記事については、「高山寺」の概要を参照ください。

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