風紀、防犯、防災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 04:54 UTC 版)
また、平成に入ると行政や警察による同エリアに対する風営法及び暴対法に係る取り締まりが強化されていき、特に平成13年9月1日発生の新宿歌舞伎町ビル火災をうけて翌年消防法が改正されたことにより、歌舞伎町同様の重要防火エリアの繁華街として、消防による南銀座通り一帯店舗への立入検査及び不適合店舗の検挙、改善命令等が集中的に行なわれた。その結果として違法風俗店舗等は減少傾向にあり、商店街の健全化は継続して計られ、当時社会問題化されていた、当該エリアでの一部店舗による強引な客引きやごく一部店舗の不法な「ぼったくり」等不法請求の問題は、昨今の風営法、消防法の継続的な改正や、賃貸借契約書への「暴力団排除条項」や「反社会的勢力の排除条項」の設置義務の常識化、賃貸人及び地権者への連帯責任追及の強化等により、現在ではほとんど見られなくなっている。 商店会は更なるイメージ払拭と活性化のために、他の商店連合会と共同して、南銀座には16台の防犯カメラを割振り導入し、治安回復を図り一定の効果をあげている。また毎年12月には、JR大宮駅西口〜駅内コンコース〜東口南銀座通り一帯に至るコースを埼玉県知事とさいたま市長及び同行議員団並びに地元関係者と大宮警察署長、同所轄生活安全課職員等の視察歩行「特別警戒取締り督励巡視」が恒例行事となっている。尚、毎年夏には別途、大宮区主催で自治会と連動した「大宮駅周辺繁華街環境浄化パトロール」も行なわれている。
※この「風紀、防犯、防災」の解説は、「大宮南銀座」の解説の一部です。
「風紀、防犯、防災」を含む「大宮南銀座」の記事については、「大宮南銀座」の概要を参照ください。
- 風紀、防犯、防災のページへのリンク