顧客提訴事件
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2006年(平成18年)7月31日、同社に勤務する在日韓国人社員が、人種に基づく差別的発言を受けたとして、同社の顧客に対して300万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求める訴えを大阪地方裁判所に提起した。なお、同社は事件の訴訟費用を負担し、なお且つこの社員が裁判に出席する時間を勤務時間とみなすなど、この訴訟を全面的に支援する方針であることを表明している。一方、顧客側は同社の欠陥工事(排水の逆勾配工事)を隠蔽した不当請求が事件の原因であると主張している。 2007年4月に裁判所が和解を提案。積水ハウスが提示した和解案を、顧客側は受け入れなかったが、日本人男性が在日韓国人社員に対し、発言で原告の名誉感情を傷付けた事への謝罪と、慰謝料ではなく解決金として30万円を支払うことで8月31日に和解が成立した。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}在日本大韓民国民団 (民団)の機関紙によると、訴訟を起こした在日韓国人社員は、裁判が始まって間もなく、アフターメンテナンスの勤務から外されたため、和解を受けて会社側に元職復帰を願い出た。[要出典]しかし、会社側の結論は出ていない(2007年9月12日)。[要出典]
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