音楽メディアの見解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:58 UTC 版)
「BABYMETAL」の記事における「音楽メディアの見解」の解説
ヘヴィメタル雑誌『BURRN!』BABYMETALをごく初期を除き2017年初めまで取り上げてこなかった。編集長の広瀬和生はアミューズが「プロモーションをすれば取材をする。ただし、インタビューをするなら女の子3人よりも制作側」とした。同編集部の藤木昌生は売り込みに来ないことを批判し、他のアイドルグループと比較して「BABYMETALにこんなに良い曲があるかい?」とコメントした。 BURRN編集長の広瀬は2016年4月発売の雑誌『週刊新潮』の取材に対し、ヘヴィメタルかどうかとは別にイギリスでは「日本発の全く新しいエンターテインメントとして歓迎された」と述べた。 しかし、2016年に入り2ndアルバムの各国での上位ランキング入り、日本人初となるウェンブリー・アリーナ公演を始めとするワールドツアーの成功、さらにロブ・ハルフォードに始まるビッグネームとの相次ぐ共演の決定と続き、2017年1月にはメタリカのソウル公演で彼らへの日本人初となるサポートアクトを実現させるに至り、同年3月号でのメタリカ公演の記事中に見開き2pにわたってBABYMETALのパフォーマンス紹介が行われた。記事では、バンドとして捉えるかはさておき、と矮小化しながらも、聴衆を引き込んで行く様子など概ね肯定的にレポートされている。 シンコーミュージック・エンタテイメント(『BURRN!』の出版元)2013年、BABYMETALのプッシュ役を自認するヘヴィメタル中心の雑誌『ヘドバン』を創刊した。創刊したきっかけは、同誌編集長の梅沢直幸が2012年にBABYMETALのライブを見たこと。梅沢はBABYMETALが「メタルと真っ向から向き合っている」「極めて緻密な音作りがファンを感嘆させ魅了している」と感じた。 『YOUNG GUITAR』(ヘヴィメタル中心の老舗ギター雑誌)2014年4月号で「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のギタースコアを掲載した。2016年5月号では表紙やギター奏法解説でBABYMETALを取り上げた。メンバー3人が結成当時メタルを知らなかったことに対しては「誰にだって初めて知る瞬間はある」「頭でっかちにメタルというものを捉えるのではなく、本能のままに感じて楽しんでいる現在の3人の姿は、清々しさを覚える」とした。
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