非直線性抵抗素子とは? わかりやすく解説

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バリスタ (電子部品)

(非直線性抵抗素子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 07:03 UTC 版)

酸化金属バリスタ, 385 V
バリスタの回路図記号
酸化亜鉛(ZnO)および炭化ケイ素(SiC)デバイスのバリスタ電圧(U/V)と電流(I/A)[1]

バリスタ (varistor) は、2つの電極をもつ電子部品で、両端子間の電圧が低い場合には電気抵抗が高いが、ある程度以上に電圧が高くなると急激に電気抵抗が低くなる性質を持つ。

主要な電子機器・電子部品を落雷や短絡、モーターリレーなどのオンオフで生じる高電圧ノイズ(サージ電圧)から保護するためのバイパスとして用いられる。

名称はvariable resistorから作られた造語であり、非直線性抵抗素子の意味である。ただし直訳の「可変抵抗」では別の電子部品を表してしまうため、英語での別称はvoltage-dependent resistor (VDR、電圧依存性抵抗器)が用いられる。

バリスタの両端子間の電圧Vと流れる電流Iの関係を




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