露米会社の設立とは? わかりやすく解説

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露米会社の設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 15:55 UTC 版)

露米会社」の記事における「露米会社の設立」の解説

露米会社の設立以前は、アラスカ毛皮交易イルクーツク商人グリゴリー・シェリホフとその娘婿であるレザノフ会社独占していた。1784年シェリホフ仲間のゴリコフとともにアラスカ南部コディアック島進出して入植地築き1790年にはアラスカ植民地化ていくつかの毛皮会社シェリホフ=ゴリコフ毛皮会社、後に露米会社)を設立したシェリホフ1795年死んだ後はレザノフ会社継いでおり、アラスカ現地ではシェリホフ雇われ商人アレクサンドル・バラノフ入植地増やしていた。 勅許では、露米会社ロシア領アメリカ北緯55以北アラスカ)やアリューシャン列島千島列島での毛皮採取鉱物採掘20年にわたり独占的に認められた。20年後の1821年には新たな勅許により露米会社北緯51以北にまでその支配地域伸ばした会社には商人たち宮廷皇族面々出資しており、勅許によれば会社利益3分の1皇帝のものとなった1790年から1818年までアラスカ総督アラスカ長官)も務めたバラノフの下、露米会社多く拠点置いた1804年にはシトカの戦い経てアラスカ南部ノヴォ・アルハンゲリスク現在のシトカの町)を築いた露米会社北西太平洋沿岸アラスカからカリフォルニアにまで要塞築いており、最も南の要塞ロス砦(英語版)(Форт-Росс Fort Ross フォート・ロス)は現在のサンフランシスコのすぐ北(現在のフォート・ロス(英語版))にあった

※この「露米会社の設立」の解説は、「露米会社」の解説の一部です。
「露米会社の設立」を含む「露米会社」の記事については、「露米会社」の概要を参照ください。

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