でんし‐のうひん〔‐ナフヒン〕【電子納品】
電子納品
納品
電子納品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 04:05 UTC 版)
国土交通省はCALS/ECの推進の一環として、公共事業についての図面・写真などの成果物について、発注者に電子納品することを求めている。2001年度以降、対象工事を順次拡大し、2004年度以降はすべての事業が対象となっている。電子納品では、設計図書、設計図面、工事写真、管理資料、帳簿などといった、それ以前は紙媒体で納品されていたものを、電子文書、電子データ(総称して、電子成果品という)として納品することをいう。当初は電子成果品をCD-Rなどの電子記録媒体に収めて提出していたが、現在は、情報共有システムに登録された電子成果品をインターネット経由で納品するオンライン電子納品もできる。このように、国土交通省の電子納品は、納品する資料については電子データによる表現が要求されているが、納品形態はデジタル納品でない場合がある。 国土交通省の電子納品が広がるにつれて、県・市町村などの地方自治体の公共事業、旧道路公団の民営化事業体などでも電子納品が普及している。
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