ボーリング柱状図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 17:06 UTC 版)
ボーリング調査結果で得られた情報を提供する柱状図は、地点情報、掘削情報、孔内水位、ボーリングコア観察結果や標準貫入試験、孔内水平載荷試験、弾性波速度検層(PS検層)、ルジオン試験等の原位置試験の他、基礎的かつ重要な地質情報が図示される。 柱状図の様式は目的別に記載事項が異なり、日本では地盤工学会様式、JACIC(JApan Construction Information Center:ジャシックと読む)様式、客先の指定する様式、地質調査会社独自様式、地すべり調査用(土木研究所、地すべり調査用ボーリング柱状図作成要領(案)による)などがある。 日本の公共事業では、CALS/EC推進による「電子納品に関する要領・基準」に従い、JACIC様式に統一されつつある。JACIC様式のボーリング柱状図には、調査を対象とする地質によって、「岩盤用」「土質用」の2種類があり「ボーリング柱状図作成要領(案)」に準拠して作成されていた。調査目的別の要求を取り入れた「地質調査資料整理要領(案)」が発行されている。
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