集英社時代とは? わかりやすく解説

集英社時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 17:22 UTC 版)

北条司」の記事における「集英社時代」の解説

大学卒業する漫画描いて就職活動をしていなかったことから、とりあえずとして漫画家になることとする。ただし、北条当初地方こつこつと短編発表するような地味な漫画家でいい」と考えており、連載上京意志はなかった。しかし、読切として描いたキャッツ♥アイ』(以下、C♥E) が好評であったことから堀江北条知らぬところで同作連載会議掛け連載決定してしまう。そして「連載決まりアパート用意したから2日後上京してこい」と連絡受けて半ば強引に上京させられあっという間に北条連載生活へと入っていく。当時北条慣れぬ連載には様々な面で苦労をし、連載終了後本作連載自体漫画練習であったことや、本作印象としては「苦い思い出しかない」ことを語っている。同作4年渡り連載続けられアニメ化される程のヒット収める。 『C♥E』の連載中1983年第11回愛読者賞用の読切として「シティーハンター -XYZ-」を描き愛読者賞獲得する同作は「『C♥E』の神谷真人(ねずみ)を主人公に」とのコンセプト誕生した冴羽獠デビュー作であり、1985年の「C♥E」終了同年には同作を元とした連載『シティーハンター』(以下、C.H.)を開始する前作続き『C.H.』もアニメ化され、6年以上に渡って連載継続される代表作となる。しかし、連載終了は4週間前に通告されるという突然なものであった。この事は北条描き切っていないという強い思い与え、後のリメイク作品『エンジェル・ハート』(以下A.H.)が誕生する原因となる。 『C.H.』終了後アクション対す疲れから植物との交流描いたこもれ陽の下で…」、担当求めに応じて再びアクション描いたRASH!!」を連載するいずれも短命に終わる。この時期集英社との関係等から漫画を描くことがつまらなくなり漫画家をやめることも本気で考えていた。その後性別逆転夫婦描いたF.COMPO」を『週刊少年ジャンプ』連載するつもりで企画するが、少年誌では難しいとの判断から、前年創刊され青年誌MANGAオールマン』へと移籍する4年渡って連載され同作は「この作品描いて楽しめないようだったら廃業しよう」との思い始められリハビリのような作品であり、この成功により北条一生漫画家してやっていく自信をつける。

※この「集英社時代」の解説は、「北条司」の解説の一部です。
「集英社時代」を含む「北条司」の記事については、「北条司」の概要を参照ください。

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