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仁志耕一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 19:20 UTC 版)

仁志耕一郎(にしこういちろう)
誕生 1955年
富山県
職業 小説家
国籍 日本
最終学歴 東京造形大学卒業
活動期間 2012年 -
ジャンル 小説
主な受賞歴 小説現代長編新人賞(2012年)
朝日時代小説大賞(2012年)
歴史時代作家クラブ賞(2013年)
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仁志 耕一郎(にし こういちろう、1955年[1] - )は、富山県生まれの日本の小説家歴史小説時代小説を主に手がける。

経歴

東京造形大学を卒業。広告会社に就職後、1994年に広告制作会社を起業したが、2002年に廃業[2]。47歳を過ぎての就職活動を断念し、小説家をめざす[2]。江戸川乱歩賞など数多くのミステリや恋愛物に10年余り新人賞に応募するも落選[2]。ミステリ作家を諦め、歴史時代小説の道へ。その後2年間、独学で執筆。2011年に「これが最後」と書いた長編2作が新人賞を受賞。翌2012年『玉兎の望』で第7回小説現代長編新人賞、『無名の虎』で第4回朝日時代小説大賞を受賞し、作家デビュー。2013年、同2作で第2回歴史時代作家クラブ賞の新人賞を受賞。

作品リスト

単著

  • 『玉兎の望』2012年11月、講談社
  • 『無名の虎』2012年11月、朝日新聞出版
  • 『玉繭の道』2013年10月、朝日新聞出版
  • 『とんぼさま』2014年5月、幻冬舎
  • 『松姫はゆく』2014年7月、角川春樹事務所
  • 『家康の遺言』2015年3月、講談社
  • 『按針』2020年4月、ハヤカワ文庫
  • 『咲かせて三升の團十郎』2022年4月、新潮社
  • 『凛と咲け 家康の愛した女たち』2023年7月、新潮社

アンソロジー収録作品

  • 「医は仁術なり」朝日新聞出版『小説トリッパー』2013年秋号→『平成二十六年度(60)代表作時代小説』日本文藝家協会編2014年6月光文社に収録掲載
  • 「へうげの茶」『小説すばる』2016年12月号、集英社→『時代小説ザ・ベスト2017』日本文藝家協会編(集英社・2017年6月)に収録掲載

単行本未収録作品・短編

  • 「兵は仁にあり」 『ジェイ・ノベル』2013年10月号、実業之日本社
  • 「二つの真田」 『小説すばる』2015年4月号、集英社
  • 「六文銭の旗印」 『小説すばる』2015年7月号、集英社
  • 「真田の鬼神」『小説すばる』2015年9月号、集英社
  • 「真田の鬼謀」『小説すばる』2015年11月号、集英社
  • 「冬の花」『小説すばる』2016年1月号、集英社
  • 「夏の夢」『小説すばる』2016年3月号、集英社
  • 「花散里」『小説新潮』2023年4月号、新潮社

単行本未収録作品・掌編

  • 「信長の朱印状」『小説すばる』2016年10月号、集英社

脚注

  1. ^ 玉兎の望 著者紹介
  2. ^ a b c 「ひと 第4回朝日小説大賞に決まった仁志耕一郎さん」朝日新聞2012年8月25日



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