阿賀野川御前橋梁とは? わかりやすく解説

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阿賀野川御前橋梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 08:46 UTC 版)

阿賀野川御前橋梁
基本情報
日本
所在地 新潟県東蒲原郡阿賀町豊実
交差物件 阿賀野川
用途 鉄道橋
路線名 磐越西線
管理者 東日本旅客鉄道
施工者 瀧上工業
竣工 1983年昭和58年)10月26日(2代)
開通 1913年大正2年)6月1日
座標 北緯37度42分49.6秒 東経139度22分42.3秒 / 北緯37.713778度 東経139.378417度 / 37.713778; 139.378417 (阿賀野川御前橋梁)
構造諸元
形式 トラス橋
材料
全長 232 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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阿賀野川御前橋梁(あがのがわごぜんきょうりょう)は、新潟県東蒲原郡阿賀町阿賀野川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線鉄道橋である。

概要

信越本線・支線(現・磐越西線)の馬下駅 - 津川駅間の延伸工事に伴って1913年(大正2年)に完成した。三川駅 - 五十島駅間の阿賀野川に架かる全長232mの橋梁である。

建設当初はシュウェドラートラス(Schwedler truss)[1]橋であったが、本橋梁の水害対策のための桁上げ、および御前トンネルの老朽化から、橋梁およびトンネルの付け替えのため、阿賀野川下流側へルートを変更することとなった。1983年(昭和58年)10月26日に、阿賀野川御前橋梁(2代目)と御前トンネル(2代目)が竣工し、新線に切り替えられた。なお、旧橋梁は橋脚ごと撤去されたが、旧トンネルは入り口が封鎖されずに現存している。

構造

初代のトラス橋は、単線下路式曲弦プラットトラス(シュウェドラートラス・ピン結合)3連の形式であり、アメリカン・ブリッジ製である。

2代目のトラス橋は、2径間連続の単線下路式平行弦ワーレントラス2連の形式であり、瀧上工業製である。

周辺

脚注

  1. ^ 中央の3格間の上弦材が直線を描くのが特徴である。

参考文献

関連項目

  • 実川橋梁 — シュウェドラートラスからワーレントラスに架け替えた橋梁
  • 能代川橋梁(磐越西線) — 同じタイプのワーレントラスに架け替えた橋梁



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