阿賀野川徳沢橋梁とは? わかりやすく解説

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阿賀野川徳沢橋梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 18:11 UTC 版)

阿賀野川徳沢橋梁
基本情報
日本
所在地 福島県耶麻郡西会津町(左岸)
新潟県東蒲原郡阿賀町(右岸)
交差物件 阿賀野川
用途 鉄道橋
路線名 磐越西線
管理者 東日本旅客鉄道
施工者 アメリカン・ブリッジ(トラス部)
開通 1914年大正3年)11月1日
座標 北緯37度39分57.9秒 東経139度35分48.8秒 / 北緯37.666083度 東経139.596889度 / 37.666083; 139.596889 (阿賀野川徳沢橋梁)
構造諸元
形式 トラス橋
材料
全長 193.523 m
最大支間長 90.678 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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阿賀野川徳沢橋梁(あがのがわとくさわきょうりょう)は、福島県耶麻郡西会津町群岡(むらおか)と新潟県東蒲原郡阿賀町豊実との県境の阿賀川(阿賀野川)に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線鉄道橋である。

概要

岩越線(現・磐越西線)の野沢駅 - 津川駅間の延伸工事に伴って1914年(大正3年)に完成した。徳沢駅 - 豊実駅間の阿賀川(阿賀野川)に架かる全長193.6mの橋梁である。

中央部のトラスはジョン・ワデルが提案したカンチレバー式架設工法(張出し式架設工法)、すなわち両側のトラスより少しずつ橋を延伸し、橋の中央で双方を連結する方法で架設された、日本初のカンチレバー架橋である。

2016年に「磐越西線鉄道施設群」の一部として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる[1][2]

構造

中央部の1支間が単線下路式曲弦プラットトラス(ピン結合)、残り2支間が単線下路式プラットトラスである。トラスはアメリカン・ブリッジ製である。

周辺

脚注

  1. ^ 平成28年度 土木学会選奨土木遺産 認定 磐越西線鉄道施設群”. 福島県立博物館. 2018年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
  2. ^ 土木学会 平成28年度選奨土木遺産 磐越西線鉄道施設群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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