防空指導と消火弾とは? わかりやすく解説

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防空指導と消火弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:25 UTC 版)

消火弾」の記事における「防空指導と消火弾」の解説

1941年昭和16年9月3日発行日本政府刊行物写真週報』第256号では、日本への焼夷弾攻撃必至であるとし、爆撃機数を20機、投下弾量を5kg焼夷弾4,000発と仮定して防空説いた実際に1945年昭和20年3月10日東京大空襲において、279機のB-29が1,783tの焼夷弾投下し弾数381300発にのぼった命中率関し、『週報』では7割が田畑道路落下し直撃滅多にないとしている。さらに油脂テルミット硫黄用いた焼夷弾対し延焼防止策説明したが、その第一濡れムシロ濡れ布団土砂直接焼夷弾へかぶせる手作業であり、化学的消火機材使用法説明されていない。また頑健な国民精神基礎とし、焼夷弾自分たちの手処理すること、自らの判断持ち場勝手に離れないこと、事前避難退去禁止説いたその上で防火用水バケツ土砂火たたき、筵、シャベル等の器具を各家庭用意し隣組の共通装備として軽便ポンプ泡沫消火器四塩化炭素消火器備えるよう指摘したこうした消火器油脂焼夷弾に対して非常に効果があると説明しているが、化学的な消火機材関し、『写真週報』第256号では各家庭に持つ必要はないとし、隣組の持つべき消火器消火弾十分な数量についてはまった指摘していない。この論調は、1943年昭和18年7月21日発行の『写真週報』第353号の「時局防空必携」でも変化はなく、消火作業主体手作業であった

※この「防空指導と消火弾」の解説は、「消火弾」の解説の一部です。
「防空指導と消火弾」を含む「消火弾」の記事については、「消火弾」の概要を参照ください。

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