阪急阪神ホテルズの問題発覚以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 15:27 UTC 版)
「食材偽装問題」の記事における「阪急阪神ホテルズの問題発覚以降」の解説
阪急阪神ホテルズの問題発覚以降、各地のホテルでも食品を偽装していたという事実が発覚している。ザ・リッツ・カールトンは10月26日に記者会見を行い、7年前から偽装していたと公表した。 ルネッサンスサッポロホテルも10月29日の記者会見で、メニューに「大正エビ」や「シバエビ」と表記しながら異なるエビを提供することを、9年前から行っていたと認めて謝罪した。 帝国ホテルでは10月30日、瞬間冷凍した非加熱加工品のストレートジュース(外部から購入したもの)を「フレッシュジュース」と表記するという、農林物資の規格化等に関する法律に反する行為が発覚した。 JR四国ホテルグループは同10月30日、JRホテルクレメント宇和島のレストランで「自家製漬物」と表記していたのが既製品であったこと、JRホテルクレメント徳島で「和風ステーキ膳」に牛脂注入肉の使用を記載しなかったことを公表した。 ホテルコンコルド浜松では、静岡県産食材を使用としながら、実際には使っていないケースがあったことを公表した。 近鉄旅館システムズでは10月31日、奈良万葉若草の宿三笠(奈良市)で「大和肉」と表記していたものを県外産の食材を、「和牛」と表記していたものを「オーストラリア産牛肉の成形肉」を使用していたことが発覚した。 JRタワーホテル日航札幌は11月1日、「芝海老」と表記していたものを「バナメイエビ」を使用していたことなどを公表した。 名鉄グランドホテルは同11月1日、「伊勢エビ」と表記していたものを「ロブスター」、「車海老」と表記していたものを「ブラックタイガー」を使用していたことを公表した。 11月5日には、ホテル京阪の系列の3ホテルで、加工肉の使用を明記せず「牛サイコロステーキ」と提供していたことを公表した。 東急ホテルズは同11月5日、ザ・キャピトルホテル 東急や名古屋東急ホテル、京都東急ホテルなどで、「芝海老」と表記していたものを「バナメイエビ」、「ステーキ」と表記していたものを加工肉を使用していたことなどを公表した。 11月6日には、JR西日本ホテルズが運営するホテルグランヴィア京都やホテルグランヴィア広島、三宮ターミナルホテルで、「鮮魚」としていたものを冷凍魚を使用していたことが発覚した。 11月15日には、ダイワロイヤルホテルズが運営する串本ロイヤルホテルや橿原ロイヤルホテルなど12ホテルで、「芝海老」と表記していたものを「バナメイエビ」、「鮮魚」としていたものを冷凍魚を使用、また成型肉の使用を表示していなかったことを公表した。
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