大正エビとは? わかりやすく解説

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たいしょう‐えび〔タイシヤウ‐〕【大正海老/大正×蝦】

読み方:たいしょうえび

クルマエビ科大形エビ体長27センチくらい、淡灰色尾扇の先が暗褐色黄海東シナ海などに分布食用大正ころから市場出現高麗蝦(こうらいえび)。

大正海老/大正蝦の画像

コウライエビ

(大正エビ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 03:02 UTC 版)

コウライエビ
韓国の市場に並んだコウライエビ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: エビ綱(軟甲綱) Malacostraca
: エビ目(十脚目) Decapoda
亜目 : クルマエビ亜目(根鰓亜目)
Dendrobranchiata
上科 : クルマエビ上科 Penaeoidea
: クルマエビ科 Penaeidae
: コウライエビ属 Fenneropenaeus
: コウライエビ F. chinensis
学名
Fenneropenaeus chinensis (Osbeck1765)
シノニム

Penaeus chinensis

英名
Chinese white shrimp
Fleshy prawn

コウライエビ(高麗海老、学名: Fenneropenaeus chinensis)は、十脚目クルマエビ科に属するエビの一種。食用エビとしても知られ、タイショウエビ(大正海老)という別名で流通している。

分布

黄海渤海東シナ海沿岸に分布する[1]

特徴

成体の体長は20 cm程度。額角の鋸歯は上縁に7-8歯、下縁に3-4歯がある[2]。腹部の第4節から後方は側扁し、第5・第6節に背隆起がみられる[2]。体には目立つ模様はなく、薄灰色をしている[3]

利用

漁期は11月から4月上旬。かつては日本でも漁獲されていたが、現在では輸入に頼っている。「大正エビ」の別名は、当時の輸入業者である林兼商店(後の大洋漁業)と日鮮組(後の日本水産)の共同事業「大正組」に由来する[4]

参考文献

  1. ^ タイショウエビ”. おさかなギャラリー. マルハニチロ. 2025年4月14日閲覧。
  2. ^ a b 三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑(1)』保育社、1982年7月。ISBN 978-4586300624 
  3. ^ コウライエビ”. 川崎市 (2010年2月8日). 2013年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月14日閲覧。
  4. ^ 食彩辞典 - えび - ミニ図鑑”. 第一三共. 2013年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月14日閲覧。


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