関連する寺社・史跡等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 06:36 UTC 版)
弥勒寺(大分県宇佐市) - 宇佐神宮の神宮寺。法蓮はこの初代別当とされる。明治の廃仏毀釈により廃寺。 虚空蔵寺(大分県宇佐市山本) - 大分県宇佐市内にあった古代寺院。法蓮による開基。国分寺建立以前の新羅様式による瓦等が出土している。 鷹栖観音堂(大分県宇佐市山本) - 虚空蔵寺と同じく宇佐市内にある、法蓮が開基となった鷹栖山観音寺(大分県宇佐市上拝田)の奥の院。懸造。地元の拝田・山本地区民によって祭祀が続けられている。後述の英彦山の由来を記した「彦山縁起」にも記載があるという。 和尚山(大分県宇佐市上拝田) - 鷹栖観音の東に位置する山。かしょうざんと訓む。法蓮が修行したことに由来する山名。山上には法蓮が座禅したとされる岩(座禅石)が残る。なお、化生山と書かれた文献もある。 妙見山(大分県宇佐市院内町香下) - 和尚山の南西に隣接する山。和尚山で修行中の法蓮が妙見菩薩を感得し山上に祀ったことに由来する。 香下神社(宇佐市院内町香下) - 妙見山上に妙見嶽城が築かれたため、山上にあった妙見社を麓に移したことに由来する神社。 高並神社(大分県宇佐市院内町下船木) - 百社宮とも。蒐道大明神の神託をうけて法蓮が開基したという。 巌洞山久福寺(大分県中津市耶馬溪町平田) - 法蓮開基の寺院。背後の山中に、懸造の観音堂を祀る。 八面山(大分県中津市三光) - 法蓮が修行したとされる山の一つ。山中にある八面山神護寺(現在は真言宗)は法蓮による開基。 英彦山(福岡県田川郡添田町~大分県中津市山国町) - 法蓮が中興した修験道の三大聖地の一つ。現在も英彦山中にある中宮は宇佐から来たとされている。天台宗別格本山霊仙寺(現在の英彦山神宮は法蓮による開基。 六郷満山(大分県国東半島一帯) - 仁聞によって開かれた修験道の山寺郡であるが、一説では法蓮と弟子達(弟子達の名前は一致する)によって開かれたとも言われる。この説に従えば、仁聞と法蓮は同一人物ということになる。 小坂不動尊(宇佐市院内町小坂) - 法蓮と同一人物ともされる仁聞の作と伝承される不動明王像を祀る。堂舎は懸造。ちなみに宇佐神宮弥勒寺における法蓮以降の別当が住した坊舎の名前は小坂坊であった。
※この「関連する寺社・史跡等」の解説は、「法蓮」の解説の一部です。
「関連する寺社・史跡等」を含む「法蓮」の記事については、「法蓮」の概要を参照ください。
- 関連する寺社史跡等のページへのリンク