開校から世界的なユースチームへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 16:41 UTC 版)
「アカデミア・タウイチ・アギレラ」の記事における「開校から世界的なユースチームへ」の解説
ラモン・アギレラはボリビアに戻ると、すぐに自身の故郷のサンタ・クルスでサッカー・スクールを設立する準備を始め、5月1日に開校した。主に学校の近所の子供やサンタ・クルスの貧しい家庭の子供たちを集めて、サッカーを基礎から教えていった。すぐに評判が評判を呼び、多くの子供たちが集まってきた。そして1979年には早くもボリビア少年サッカー大会(Campeón Infantil Boliviano)で優勝する。 1980年1月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたU-14南米選手権において、アカデミア・タウイチのチームがそのままボリビア代表チームとしてに出場した。決勝戦でCAインデペンディエンテのジュニアユースチームを4-1で破り、優勝した。 マルコ・エチェベリ、石川康を擁したチームで、1984年と1985年のゴシアカップ連覇を果たす。さらに中国で開催された1985年の第1回ワールド・ジュニア・ユース(U-16世界選手権)にアカデミア・タウイチのチームがそのままボリビア代表として出場した。中国、アメリカ、ギニアと比較的恵まれた一次リーグに入ったが、チームは未勝利でグループステージ敗退。2年後のカナダで開催された1987年の第2回ワールド・ジュニア・ユースにも、アカデミア・タウイチ・アギレラのチームがそのままボリビア代表として参加。この時も一次リーグ敗退であった。また1987年から1990年にかけてダラスカップ(英語版)を4連覇した。 1996年、ロナルド・アギレラは、「Paz y Unidad」(「平和と統合」の意味)と名前をつけたサッカーのジュニアユース国際大会を始めた。2014年の同大会では、世界からアカデミア・タウイチのチームを含む12チームが参加し、サンタ・クルスで開催された。 2007年、メキシコで開催されたコパ・チーバスで、U-17日本代表と対戦。4-4で引き分けている。
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