長野聖救主教会
名称: | 長野聖救主教会 |
ふりがな: | ながのせいきゅうしゅきょうかい |
登録番号: | 20 - 0264 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 煉瓦造平屋建、鉄板葺、建築面積138㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治31 |
代表都道府県: | 長野県 |
所在地: | 長野県長野市大字西長野6 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧 設計:宣教師ジョン・ゲイジ・ウォーラー |
施工者: | |
解説文: | 煉瓦造平屋建で北面して建つ。奥行14.5mの単廊式会堂に祭壇を突出する。屋根は切妻造,鉄板葺である。正面は尖頭アーチの入口上部にバラ窓を飾り,両脇に尖頭アーチの窓を開く,側壁と隅部にはバットレスをつける。西洋中世風の小会堂の好例である。 |
長野聖救主教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 15:12 UTC 版)
長野聖救主教会 | |
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![]() 長野聖救主教会(2019年撮影) | |
情報 | |
用途 | キリスト教教会 |
構造形式 | 煉瓦造 |
建築面積 | 138 m² [1] |
状態 | 完成 |
開館開所 | 1898年 |
所在地 |
〒380-0871 長野県長野市西長野6 |
座標 | 北緯36度39分22.6秒 東経138度10分55.5秒 / 北緯36.656278度 東経138.182083度座標: 北緯36度39分22.6秒 東経138度10分55.5秒 / 北緯36.656278度 東経138.182083度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
長野聖救主教会(ながのせいきゅうしゅきょうかい、英語: Church of the Holy Saviour, Nagano)は長野県長野市西長野町にあるキリスト教教会で、日本聖公会中部教区に所属する。この教会堂は国登録有形文化財である[2]。
概要
長野聖救主教会は、カナダ人宣教師ジョン・ゲージ・ウォーラー司祭(Rev. John Gage Waller、1863-1945)が1890年に日本へ伝道に来て、1892年に長野県へ移動し、1898年に長野県で初めて建てた教会である。善光寺門前近くの国道406号に立つ赤レンガの目立つ建物で、長野市民に長らく親しまれている[3]。
1998年6月には、聖堂聖別100年記念礼拝が行われて、ウォーラー司祭関係のカナダ人たちも参加して盛大に祝った。
ウォーラー司祭が建てた礼拝堂には、他に飯山復活教会、稲荷山町(現:千曲市稲荷山)の稲荷山諸聖徒教会(共に国登録有形文化財)、小布施町の新生礼拝堂、新潟県高田市(現:上越市高田)の聖降臨教会などがある。
牧師は(マリア)大和玲子司祭。日曜日は10:00 am聖餐式またはみ言葉の礼拝。
写真集
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長野聖救主教会の外観(冬)
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長野聖救主教会入口の十字架
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長野聖救主教会、聖堂内
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百年記念礼拝(1998年6月18日):森紀旦中部教区主教の説教
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百年記念礼拝:聖歌隊
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百年記念礼拝:日曜学校生徒のハンドベル演奏
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百年記念礼拝:カナダからも参加(ウォーラー司祭関係者)
脚注
- ^ “長野聖救主教会”. 国指定文化財等データベース. 2024年1月20日閲覧。
- ^ “長野聖救主教会:国登録有形文化財”. 長野県文化財データベース. 2014年1月19日閲覧。
- ^ “長野聖救主教会を訪ねて1~5”. Cornerstone : 日本のキリスト教建築を考える. 2014年1月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 長野聖救主教会のページへのリンク