長周期地震動対策とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 長周期地震動対策の意味・解説 

長周期地震動対策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 12:37 UTC 版)

新宿センタービル」の記事における「長周期地震動対策」の解説

長周期地震動対策は、新宿エリアの他のビル先駆けて2008年10月から2009年7月大成建設東京支店施工によって済ませている。対策投資効果ケーススタディでは、建物初期投資額を100とした場合対策をしないで震災にあった場合は37.0の費用事前に対策行った場合は6.6の費用算出された。 ブレースは長周期地震動対策でT-RESPO構法で取り付けられており、変位依存型オイルダンパー用いている。溶接使わない緊張材による圧着工法により、建物使用しながら施工された。ブレース15階から26階、28階から39階の計24フロアに計288基を設置ビル固有周期長辺方向5.2秒、短辺方向6.2となった2011年の東日本大震災揺れではビル屋上短辺方向変形制振ダンパーにより22%低減。後揺れでは51%の低減をみせた。

※この「長周期地震動対策」の解説は、「新宿センタービル」の解説の一部です。
「長周期地震動対策」を含む「新宿センタービル」の記事については、「新宿センタービル」の概要を参照ください。


長周期地震動対策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:23 UTC 版)

日本における地震対策と体制」の記事における「長周期地震動対策」の解説

長周期地震動」も参照 長周期地震動については、2003年十勝沖地震による被害苫小牧市にある石油タンクスロッシングによる火災発生)で広く知られるようになり、その対策始まった2015年12月、国は南海トラフ地震による長周期地震動揺れ想定公表した検討対象となったのは、過去三百以内発生したM8クラス地震5つと、これらの地震から推定したM9クラス最大規模地震である。国土交通省2015年に、南海トラフで百数十年に1回程度頻度発生する大地震影響を受けるとみられる関東などの地域建設する、高さ60mを超える建物免震構造備えた建物設計にあたっては、構造計算基準において「少なくとも周期 0.1 - 10 秒の成分含み継続時間500秒以上の長周期地震動用いる」とする方針出した。また既存建築物に対しても、安全性再検証や必要な補強実施求めた

※この「長周期地震動対策」の解説は、「日本における地震対策と体制」の解説の一部です。
「長周期地震動対策」を含む「日本における地震対策と体制」の記事については、「日本における地震対策と体制」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「長周期地震動対策」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長周期地震動対策」の関連用語

長周期地震動対策のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長周期地震動対策のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの新宿センタービル (改訂履歴)、日本における地震対策と体制 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS