鉱山としての大江山とは? わかりやすく解説

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鉱山としての大江山(大江山ニッケル鉱山と河守鉱山)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 23:32 UTC 版)

大江山」の記事における「鉱山としての大江山(大江山ニッケル鉱山河守鉱山)」の解説

詳細は「大江山鉱山」を参照 地質学的には地球深部から隆起した地層超塩基性蛇紋岩)の岩盤を持つ。金属鉱脈が豊富で周辺には金屋など金属まつわる地名多く見られる古くから鉱床があることは認識されていたが、大江山北西山麓与謝野町(旧加悦町)において日本火工日本冶金工業前身の子会社1934年昭和9年)に探鉱開始し、低品位ながら無尽蔵ニッケル鉱石があることを確認したその後1938年昭和13年)から1940年昭和15年)にかけて大江山鉱石製錬する実験試みた結果ついに成功し1940年昭和15年6月からフル操業開始した当初製錬大江山から遠く離れた石川県七尾の元セメント工場行われたが、太平洋戦争のための兵器製造不可欠なニッケル大量に確保するため大江山から近い、日本海面した与謝郡吉津村現在の宮津市)に新し製錬所建設し、そこへ専用鉄道(かつての加悦鉄道日本冶金工業専用線)で輸送し製錬した。 また大江山東側山麓福知山市(旧大江町佛性寺には河守鉱山こうもりこうざん)跡があり、日本鉱業により1917年大正6年)から1973年昭和48年)までクロムおよび少量の銀の採掘が行われていた。主な鉱石キューバ鉱黄銅鉱クロム鉄鉱、および磁硫鉄鉱などである。 大江山ニッケル鉱山

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