野州麻の生産用具
名称: | 野州麻の生産用具 |
ふりがな: | やしゅうあさのせいさんようぐ |
種別: | 生産、生業に用いられるもの |
員数: | 361点 |
指定年月日: | 2008.03.13(平成20.03.13) |
所有者: | 栃木県(栃木県立博物館保管) |
所有者住所: | 栃木県宇都宮市 |
管理団体名: | |
備考: | |
解説文: | 本件は、麻の国内最大の生産地である鹿沼市とその周辺部にあたる安蘇、都賀地方の人々が江戸時代以来用いてきた麻栽培と麻繊維の加工に用いられてきた用具類を取りまとめたものである。堆肥まき用具、堆肥を運んだテゴ、麻の種まきに用いたハシュキ(播種器)、抜いた麻の根を切り落としたアサキリボウチョウなどの栽培に用いられた用具類と、麻を水に浸けて発酵を促したオブネ、麻の繊維を取り出す作業で用いたアサヒキバコ、アサヒキダイなどの収穫した麻を繊維に加工する過程で用いた用具類からなる。 麻は日本の伝統的な繊維であり、木綿が普及する以前から衣類や漁網、綱などの原料として用いられてきた。これらの資料は日本の代表的な麻の生産地である鹿沼市とその周辺における麻生産の実態を示すとともに、日本における植物性繊維の生産・利用の変遷を知る上で重要である 。 |
生産、生業に用いられるもの: | 越後縮の紡織用具及び関連資料 輪島塗の製作用具及び製品 農耕用具コレクション 野州麻の生産用具 金沢の金箔製作用具 長良川鵜飼用具 長門の捕鯨用具 |
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