輪島塗の製作用具及び製品
名称: | 輪島塗の製作用具及び製品 |
ふりがな: | わじまぬりのせいさくようぐおよびせいひん |
種別: | 生産、生業に用いられるもの |
員数: | 3,804点 |
指定年月日: | 1977.06.14(昭和52.06.14) |
所有者: | 輪島漆器商工業協同組合 |
所有者住所: | 石川県輪島市河井町 |
管理団体名: | |
備考: | 製作関係2557点,職人生活関係45点,製品1142点,販売関係60点 |
解説文: | 輪島における塗師【ぬし】の記録は室町時代に初見される。輪島塗の技法では、椀木地の横挽き、木口・上縁等の布着せ、輪島特産の地【じ】の粉【こ】を混入した下地塗り、上縁の地付けの上に生漆【きうるし】を塗る地縁引き等に特色がみられ、上質の漆を使用し丁寧な作業工程を経て仕上げられる製品は堅牢優美をもって知られる。また、はやくから北前船による海上交通と椀講(年賦販売講)組織等によって、日本海側一円および関西地方に販路をひろめた。 この収集は、輪島塗の発展過程をふまえ、木地【きじ】関係・塗師関係・加飾関係の製作用具を各職別に体系的に分類し、椀・膳・盆類をはじめ酒器類・家具調度品・祭具・仏具等の製品を製作方法別に巨細にとりまとめたものであり、職人生活用具・販売交易関係用具と相まって輪島塗の全貌を網羅するものである。輪島塗の推移を即物的に理解する上で貴重であるばかりでなく、職能の様相を示すものとして極めて重要である。 |
生産、生業に用いられるもの: | 赤穂の製塩用具 越後奥三面の山村生産用具 越後縮の紡織用具及び関連資料 輪島塗の製作用具及び製品 農耕用具コレクション 野州麻の生産用具 金沢の金箔製作用具 |
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