都心への路線拡張と営業所の開設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 22:51 UTC 版)
「西武バス練馬営業所」の記事における「都心への路線拡張と営業所の開設」の解説
練馬営業所は1951年、大泉営業所(現・上石神井営業所の前身)に続く都区内2番目の西武バス営業所として、練馬区豊玉北(現・練馬区役所の向かい付近)に開設された。 終戦直後の「西武自動車」発足時は、都区内では大泉・関町周辺で営業しているだけだったが、徐々に都心方面へ拡大され、特に都営バス・関東バスとの共同運行によると新直通路線の新設に力が注がれた。このうち練馬営業所が担当した路線は 新橋線(1948年開業):新橋駅 - 新宿駅 - 小滝橋 - 阿佐ヶ谷車庫 - 下井草駅 - 石神井公園駅 丸山線(1948年開業):新橋駅 - 新宿駅 - 小滝橋 - 哲学堂 - 都立家政 - 鷺ノ宮駅 大久保線(1950年開業):東京駅 - 大久保駅 - 新井薬師駅 で、丸山線・大久保線は関東バスを加えた3社共同運行だった。 詳細は「関東バス阿佐谷営業所#東京線」および「都営バス杉並支所#高71系統」を参照 「都営バス小滝橋営業所#110系統」および「関東バス丸山営業所#新東線」も参照 都心直通路線以外では、1949年から1954年にかけて成増線(成増町 - 練馬駅)、井荻線(荻窪駅 - 井荻駅 - 豊島園)、鷺ノ宮線(鷺ノ宮駅 - 吉祥寺駅)のような、現行路線の基礎となる区間を含んだ路線が開業した。また、社史と当時の自治資料で若干記載内容が異なるが、同じ頃に池袋駅から江原町・中野通りを経由して新井薬師方面に向かう路線を「池袋線」として開業している。1955年には山手通りの開通に伴う路線免許の競願に対して西武に免許が下ったため、中井線(宿20)の運行が開始された。1959年にかけては新宿線(新宿駅 - 豊島園)、成池線(池袋 - 成増町)などが相次いで新設され、新宿・池袋を発着する路線が強化されていく。
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